えいぐのん通信

氷河期世代を生きた 土建屋さんのお話

とりあえずブラック企業に勤めてみた

 

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労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

 

 

https://cocoiro.me/career/article/98576

 

 

【筆者スペック】

1.建設業(土木)20年やっていた 年収は500~600程度

2.通算5社くらい転々と転職しまくる

3.高卒から社会人 30歳手前で精神が壊れた

4.今は派遣社員 年収は300万くらい

 

どーも!筆者です!

土建屋から足を洗って2年目!!

独身!!

サイッコーです!!

 

年収は全盛期の頃に比べたら約半分

恋愛も結婚もする気全く起きません

歳も歳なので(40歳)別にいいかなって感じ

 

そんなおじさんがブラック業界に20年勤めていた経験談をお話します。

 

 

1.高卒後地元の建設業(監督業)に就く

当時私は18歳 地元でそこそこ有名な会社に入る

建築と土木に別れ従業員は60人くらい

下請けの土建屋さんを引き連れて現場をこなして行くんだけど

まー!!ブラックでした

 

現場の人足りないから よくスコップ持たされて穴掘ってました

当時下請けの職人さんは日給月給で月40万

私は監督業(?)で基本給18万 手取り14万くらい

夜勤1日の手当が500円

 

500円だよ500円

晩飯もロクなもん食べれない

 

その夜勤が1ヶ月くらい続いたけど

月に12500円しか手当がつかなかった

完全にブラックでした

1年で辞めましたけどね

 

2つ目の会社は土建屋の職人として就く

まー!!ブラックでした

日勤夜勤日勤夜勤日勤休み

日勤夜勤日勤夜勤日勤休み

日勤夜勤日勤夜勤日勤休み

みたいな狂気な労働時間が多かった

監督業の頃とは違い日給月給でしたので

1ヶ月の給料手取りで40~60万くらいでした

 

20歳くらいの給料にしちゃめちゃくちゃ羽振りは良かったです

3年目くらいで偏頭痛や倦怠感、胃腸炎

少し身体に異変が出てきて辞めましたけどね

 

今回の記事で全部紹介するには文字量が半端ないので特別酷かったものだけ紹介しました

 

一番酷かったのは

東京から長野県の松本市だったかその辺の現場に行った時に

出張と名目で前日に着替えを用意し

翌朝4時に家を出て会社でトラック(4tダンプ)に乗り換え現場に

現場で8時~18時まで仕事をし

片付け中に1本の電話

「明日、お前だけ違う現場任せたいから戻ってきて」と

 

(゚Д゚)は?

 

(゚Д゚)「明日も現場でダンプ使いたいみたいなんですけど」

会社「じゃあ ダンプ置いておけばいいじゃん」

 

(゚Д゚)「帰る車がないんですけど」

会社「電車あんだろ?それで帰ってこい ガチャッ プーップーップーッ」

 

(゚Д゚)「ダメダコリャ」

 

先輩に頼み込んで

現場の近くの駅まで送ってもらって

家に帰りました

なんだかんだ5時間くらいかかりました

 

次の日はもちろんバックレました

やってらんねーよwww

 

次の日に平謝りして上司に辞表を提出

辞表破られて 断られた

次の日にまた辞表書いて

社長の家に突撃して辞表を提出

 

(゚Д゚)「上司に辞表渡したら破られて拒否 人格否定までされたので社長の家に来ました すいませんもう付き合いきれないので辞めます」と

 

上司に処分を下すからといい引き止めてはくれたけど

逆に居づらくなるの目に見えてるから

一方的に辞めました

 

 

本当に バカみたいな人が多かった

たいした人脈も無く仕事もロクに出来ない人に限って「ギャーギャー」やかまし

パワハラなのか脅迫なのか傷害なのか

非常にグレーな業界だった思い出

今の時代なら1発アウト

 

まぁそのおかげで 今

色んな耐性がついていて

パワハラ紛いのこと言われてても

なんとも思わない自分もいます

 

そこそこメンタル強くなったのかなと思います

 

 

 

 

 

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