えいぐのん通信

氷河期世代を生きた 土建屋さんのお話

土建屋あるある 危険予知活動ってもはや書式だよねってお話

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建設現場の 約66%に 法違反  死亡 災害 増加で 指導強める  東京労働局

 

労働災害発生の要因として、現場管理者が実感する項目は、

「作業の慣れ」(45.4%)

「危険意識の低下」(36.6%)が多く

具体的な例として、「近道行動・省略行動が目立つ」(42.1%)

「ヒューマンエラーが目立つ(38.4%)

危険意識の低下では「不安全行動が目立つ」(20.2%)

「KY活動の形骸化」(19.7%)

「朝礼、災防協におけるマンネリ化」(19.1%)といった指摘が多かった。

 

https://www.rodo.co.jp/news/121690/

 

 

最近の建設業の3Kは

「金(単価)が安い」「キツい」「細かい事気にしない」

が主流の様な気がする

 

生かさず殺さず的な単価で

企業努力的な残業祭りで体力精神共にキツく

細かいことなんか気にしてらんないよ

 

って現場は正直多い

 

ノイローゼ気味の監督さんもチラホラ

圧倒的に経験の浅い監督さんもチラホラ

工程すら組めない初心者監督さんもチラホラ

 

近年稀にみるクソ現場の濃度が上がってきたような(´・ω・`)

 

 

朝礼前に書く、危険予知活動(KYK)はほぼ定型文に近いし

朝礼すらない現場もチラホラ

打ち合わせしようがない

朝礼後に搬入車両を我先にと入れてくる業者さんもチラホラ

午後の打ち合わせ、翌日別業者さん優先されて仕事出来なかったりする

打ち合わせの意味無い現場もチラホラ

 

 

整理整頓とは無縁のひっちゃかめっちゃかの

突貫現場に出くわすと

1つのエリアに、他業者さんとのラップ作業もチラホラ 

足場あると仕事出来ない例もあるからと手摺りとる人もチラホラ

事故らない訳が無いレベル

 

筆者は建築系の外構工事が多いのですが

作業エリア、範囲決めて区画しても平気で入ってくる業者もチラホラいます

(もちろん注意するけど)

たまに喧嘩腰でくる業者さんもいます(笑)

 

 

ことの本質は、おそらく

作業エリアの振り分けや打ち合わせ、場内の整理整頓、精神的に余裕のある工程管理だと思います。

もちろん危険災害の無知、火気製品の取り扱いの無知からくる火事もあると思います

特に塗装、燃料系

 

あれが危ない!これもダメだ!

って言われても作業出来ない安全管理されても正直困ります。

特に、ローリングタワーの控えとか

(頭上作業ならいいけど、壁側作業には不向き)

足場の手摺り取っても大丈夫な処置を施すとか

 

もう少し機転を利かせて欲しい所存です。

 

 

それでは本日もご安全に!!