えいぐのん通信

氷河期世代を生きた 土建屋さんのお話

こどものころびんぼうだったの

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私が3歳くらいの時

お父さんが酒乱でね

私の頭 酒瓶で殴ったりしたみたいなの

血だらけだったみたい

お母さんが離婚して成人になるまで

助けてくれたんだけどさ

びんぼうだったの

ほんとにびんぼうだったの

お母さんパートでさ

月いくらも稼げないのに私の面倒見てくれたの

お母さん大変なのこどもでも気付くじゃん

何も言えなかったよね

小学生の頃給食じゃなくてお弁当持参なのね

お弁当箱は夕食の残り入れる様な小さなタッパー

新聞紙に包まった飾り気のないお箸

中身はごはんと玉子焼き

住んでいた地域の環境が良かったのが幸いでね

いじめも全然なくて

お弁当のおかず分けて貰ってたり

お友達の家でご飯ご馳走してくれたり

今思い出すだけでも涙目よね

 

私が風邪をひくと

アイスクリーム買ってきてくれてね

それが美味しくて

毎日風邪ひきたいくらい美味しくてね

 

お誕生日はホットケーキにマーガリン塗って

満足してた

 

お友達にはお父さんがいて

毎日おやつ、ごはんがあって

誕生日ケーキ、プレゼント

クリスマスプレゼント

うらやましかった

今でもホットケーキ好きだから

焼く度に昔を思い出すのよね

 

今日はこんなところかしらね

お母さんありがとう

 

 

 

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