氷河期世代のお話し 20歳~ Part4
前回の記事はこちら
https://eigunon.hatenablog.com/entry/2019/08/19/185225
主な仕事内容は
各会社さんの現場にスポットで入る
通称 人夫出し もしくは応援ってゆー
今で言うほぼほぼ派遣のスタイル
価格:20,953円 |
給料は日給月給制
当時20歳の給料
運転免許証有りで
日勤1.1万 夜勤1.4万で翌月払い
免許証ないと1日9000円とか言ってた気がする
現場に行くと ほぼ馬車馬のごとく働かせられる
工事現場でお馴染みの正式名称「手押し車」
通称 ねこ
なんでねこって言うんだろう…
どこかの方言だったからとか
丸まったねこに似てるからとか
細い足場をキャットウォークって呼んでて
そこを通る車だからとか
扱い次第じゃどこでもいけるからとか
色々所説あるみたい
ねこに満杯の土砂やら生コンやら機械で積んでもらい それを運ぶお仕事がめちゃくちゃ多かった
満杯で100㌔くらいあるから
慣れないと
途中でひっくり返しちゃったりね
「なにやってんだこのやろー!」
なんてここじゃ言えないくらいの罵声 暴言 パワハラで返ってきてた
当時 私もちょっとおバカなほうだったので
「すいませーん!またやっちゃいましたー!」なんて大声で返し
気付いたら仲良くなってて
気付いたらその日に呑みに行ってて
翌週にはお互い違う現場行っててそのままさよならみたいな
もう会わないってゆーのはしょっちゅうあった
顔はなんとなく覚えてるけど名前は全然覚えてない
現場は1番遠くて片道3時間
東京から長野県へみたいな
元請けさんは泊まりだけど
ウチらは通いみたいな
朝4時に家を出て 仕事仲間拾ってから現場へ
仕事が17時に終わって高速乗って帰り
家着くのは渋滞に巻き込まれだいたい4時間後
家着くのだいたい夜9時くらいだったかな
中でも1番酷いなって思ったのが
軽井沢の現場で
泊まりって聞いてお泊まりセット用意して
ルンルンで現場行ったら
昼休みくらいに元請けさんから
「やっぱり明日現場違うから帰って?ついでに1人乗せて帰って?」とか言われ
なんだそれタクシーかよって思った
連れて帰る元請けさんが結構いい人で
「ごめんなー明日現場違うって言われたけど気分乗らないから明日バックれるよ!」
なんて言ってて
「明日私と一緒なんですかー?じゃー私もバックれますよー」
って結束し東京着いて元請けさんの家に車置いて呑みに行き
3軒ハシゴ (全部奢ってくれた)
ベロンベロンになりながら
翌日一緒にバックれた
今思えば若かったなぁ…
いろんな意味で